日本ゲーム大賞2023「U18部門」 受賞作品 金賞「Music Runner」、 銀賞「 REWIND 」、銅賞「 ライフゲイムワンダラ」に決定!

2023/09/24

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:辻本春弘、所在地:東京都新宿区西新宿)は、18歳以下の方が開発したゲーム作品を対象に審査、表彰する「U18(ゆーじゅうはち)部門」の決勝大会を9月24日(日)「東京ゲームショウ2023」にて開催しました。

6回目の開催となる今回も全国からの多数のエントリーをいただき、一次審査・予選大会勝ち抜いた6作品を決勝大会へ進むファイナリストとして選考いたしました。

ファイナリストには、予選大会での審査員からのアドバイスを参考に作品をブラッシュアップする期間が与えられ、決勝大会では、ブラッシュアップされた作品に対する事前の試遊審査、プレゼンテーション審査を総合的に評価し、金賞・銀賞・銅賞の各賞を決定、発表いたしました。

また、指定された4つのプラットフォームで制作された作品を対象とする「コラボレーションプラットフォーム賞」受賞作品を発表いたしました。
 

決勝大会アーカイブ映像はこちら

 

日本ゲーム大賞2022「U18部門」 受賞作品

金賞

作品名:Music Runner
制作者:山川 健助(新潟県立新潟商業高等学校)

スライムたちに盗まれた「音のカケラ」を取り戻すため、主人公の女の子を操作してゴールを目指すリズムアクションゲーム。
音楽に合わせて迫ってくるモンスターや岩などを、時には攻撃し、時にはジャンプしてよけて完走すればステージクリア。
ただし、リズムに乗れず、障害物に当たるなどでスコアが一定値に満たなかった場合、クリアは認められません。
音楽を聴きながらリズムをとり、テンポよく敵を倒すことが高得点のポイント。
ドットで作られた登場人物やステージも特徴的な、可愛らしい作品です。

 

 

銀賞

作品名:REWIND
制作者:中田 悠介(東京都立小松川高等学校)

時間操作をギミックとして取り入れたパズルゲーム。
通常のパズルゲームでは、やり直しのために使う「一手戻し(undo)」をギミックとして取り入れ、戻せるギミックと戻せないギミックを混在させることで、一般的なパズルでは考えられない解き方が実現されています。
巻き戻し(リワインド)できないブロックやキャラをどこに配置させるべきかの見極めが攻略のポイント。
ブラウン管でゲームをしているようなレトロな世界観も特徴的な、センスあふれる作品です。

 

 

銅賞

作品名:ライフゲイムワンダラ
制作者:藤田 亜門(横浜市立戸塚高等学校)

シミュレーションゲームの一種である「ライフゲーム」によって変化するセルを足場にしてゴールを目指す、
2Dアクションゲーム。
一見不規則に動いて見えるセルの変化には実は法則があり、一定の条件を満たさない限り延々と変化を繰り返します。
ゴールを目指すのにふさわしい足場になったタイミングで「一時停止」をすることが攻略のポイント。生きているようにさえ見えるセルの法則を見極め、ゴールにたどり着いた時の爽快感は抜群。
グリーンディスプレイのようなデジタルな世界を、どこかユルい主人公が冒険するギャップも楽しい作品です。

 

 

 

コラボレーションプラットフォーム賞
Nintendo Switch プチコン4 SmileBASIC

作品名:CRYPTFACTOR
制作者:福嶋 孝太(福井工業高等専門学校)

上から迫りくる数字を素因数分解で撃破するシューティング型計算ゲーム。
プレイヤーは画面に表示された数字に素数をぶつけて分解していき、1になれば撃破となります。
逆に割り切れない数字を発射してしまうとミスになり、ライフが無くなるか、数字が自機にぶつかってしまうとゲームオーバー。
発射できる素数の種類やライフ数など、細かい難易度設定も可能なほか、30問解くまでのタイムアタックモードなど、計算が苦手な人から上級者まで、様々な楽しみ方ができる作品です。

 

 

<コラボレーションプラットフォーム賞について>

以下4つのプラットフォームで制作された評価が高い作品に贈られる賞です。

・Nintendo Switch 『ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング』
・Nintendo Switch 『プチコン4 SmileBASIC』
・ツクールシリーズ
・Roblox(新規追加)

 

 

◆本件に関するお問い合わせ先
日本ゲーム大賞U18部門 運営事務局(株式会社フロントエンド 内)
Tel:03-5298-5765(平日10:00~17:00
Fax:03-5298-5564/E-mail:u18@cesa.or.jp